理系作業療法士のブログ

作業療法をもっとロジカルで分かりやすいものに。

エビデンスに基づいた医療(EBM: Evidence Based Medicine)とは何か?

作業療法での科学的・数学的リテラシー エビデンス、という言葉自体は、最近リハビリ・作業療法の学会でも非常によく聞きますので、馴染みがある人は多いと思います。 しかし、作業療法の業界ではまだまだ科学的・数学的リテラシーが高いとはいえません。今…

慢性心不全(CHF)の作業療法

慢性心不全(CHF)の基準 CHFは臨床で良く出会う疾患の一つです。 ただ、最近リハビリ職でCHFの基準の間違いを良く見かけます。 血液検査でのBNPだけ見て、「ああ、心不全だ」と思っていませんか? 心不全にはFramingham基準という診断基準があります。 これは…

撓骨遠位端骨折の運動療法のポイント

撓骨遠位端骨折は作業療法で数多く出会う疾患の一つです。 撓骨遠位端骨折の運動療法のポイントをまとめてみました。 ①浮腫管理 ②癒着予防/剥離操作 ③手関節背屈のために橈屈する であると思います。 ①浮腫管理 これは手指の自動運動や6 pack exやテーピング…

生活行為向上マネジメント(MTDLP)への疑問

まずはじめに断っておきます。 MTDLPに否定的な内容です。 力を入れておられる方は不快になるかと思いますので、ここで引き返してください。 大丈夫ですね? 私個人の意見です。 あくまで個人の意見ですが、未完成品すぎて使い物になりません。 「機能訓練に…

運動器疾患で超音波エコーは便利

少し時間は経っているんですが、林典雄先生の肩関節の運動療法の勉強会に参加してきました。 林先生の著書はどれも非常に素晴らしく、ずっと以前から受講したいと思っていました。 今回は日程が合い、参加することができました。 勉強会の内容は著書と重複す…

打鍵器はいつ使うの? 認知症でしょ!

断っておきますが某予備校の先生のことはリスペクトしています。 時間が許すならば講義を一度は聞いてみたいです。 さて、 「錐体路障害がある患者さん、または錐体路障害が疑われる患者さんに対して使う」という回答が多いと思います。 膝蓋腱反射などのTR…

内部障害の作業療法は難しいがやりがいがあります

呼吸療法認定士の試験勉強をしていて、呼吸器内科の奥深さを感じる日々です。 当院では呼吸器内科はないのですが、肺炎、COPD、肺がんなどの呼吸器疾患は多いですし、心不全→呼吸不全となる患者さんも少なくないので、そう考えると呼吸器疾患の裾野は広いで…

呼吸療法認定士 勉強方法

呼吸療法認定士の勉強ですが、最近真面目に取り組みつつあります。 今回は勉強方法について紹介してみます。 勉強方法はその人の思考タイプによってそれぞれだと思いますが、暗記が苦手な人は参考にしてみてください。 ちなみに私は理系だということもあり、…

新人OTさん向けの書籍

新入職のOTさんたちは、実習や国試とはまた違う知識をたくさん勉強していく必要があります。 職場の先輩たちにどんな勉強をしていけばいいか聞くのもいいし、 自分で必要な本を買うのもありだと思います。 今回は、身障のOTなら持っていても損はないと思える…

急性期における作業療法士の役割

急性期の内部障害患者さんに対して、作業療法士は何ができるでしょうか。 僕個人の考えですが、その人の全体像を考えて離床を進める事がOTの役割だと思います。 そのためには作業の前段階として、早期離床していくことが大切だと思いますが、これが意外と難…