理系作業療法士のブログ

作業療法をもっとロジカルで分かりやすいものに。

作業療法

厚生労働省の議事録からリハビリの未来を考えてみる

平成30年に医療介護同時改定があります。 リハビリ職にとっては厳しい改訂になると予想されます。 介護給付費分科会審議会を見て、リハビリの評価項目の再考と、対象者を新規開拓していく必要があると思いました。 介護給付費分科会審議会 まず、平成29年9月…

OTなら知っておきたい!慢性呼吸器疾患の3つのポイント

呼吸器疾患の作業療法って難しくありませんか? 本を読んでも、呼吸器障害の作業療法はあまり載っていないし、 載っていても「呼吸苦を楽にする動作方法」とかちょろっと載っているだけ。 ADLの動作方法が載っていても、実際の臨床場面では練習すべき回数な…

平成30年の医療介護同時改訂とベーシックインカムからキュレーションの重要性を考える

リハビリ職としては厳しい改訂になりそうな予感 医療保険でのリハビリは、徐々に制限がかかってきています。 リハビリのできる期限はどんどん短くなっていますし、医療保険から介護保険への移行を促進するという名目で「目標設定支援管理料」を算定しないと…

なぜバイタルサインを測定するのか?〜バイタルサインの意味〜

簡単なようで意外に難しいのがこの質問です。 「とりあえず測ります」と言われた事があり、その時はちょっとビックリしましたが^^; リハビリテーションの本質の記事で書いたとおり、活動や参加を増やすためには臥床時間を減らして可能な限り運動を増やすこと…

リハビリテーションの本質と必要なスキル

リハビリテーションの本質は、本人が動くこと 私はこれまでに多くの学会や勉強会に参加しており、本もたくさん買っています。 余裕で自動車一台分買えるぐらいお金を払っています。 病院勤務で多く患者さんを診て、リハビリをしてきました。 その上で言いま…

考察と定跡の違い〜プロのための考察〜

学生が来れば考察を書かせ、新人が来れば考察を書かせるーーーーーー 経験年数が増えれば増えるほど自分では発表せず、若い人が書いたものに難癖つける。 とりあえず「エビデンスは」と聞いてみる。学会に行けば嫌でも目に着く光景で、OTをやめたくなる瞬間…

エビデンスに基づいた医療(EBM: Evidence Based Medicine)とは何か?

作業療法での科学的・数学的リテラシー エビデンス、という言葉自体は、最近リハビリ・作業療法の学会でも非常によく聞きますので、馴染みがある人は多いと思います。 しかし、作業療法の業界ではまだまだ科学的・数学的リテラシーが高いとはいえません。今…

慢性心不全(CHF)の作業療法

慢性心不全(CHF)の基準 CHFは臨床で良く出会う疾患の一つです。 ただ、最近リハビリ職でCHFの基準の間違いを良く見かけます。 血液検査でのBNPだけ見て、「ああ、心不全だ」と思っていませんか? 心不全にはFramingham基準という診断基準があります。 これは…

生活行為向上マネジメント(MTDLP)への疑問

まずはじめに断っておきます。 MTDLPに否定的な内容です。 力を入れておられる方は不快になるかと思いますので、ここで引き返してください。 大丈夫ですね? 私個人の意見です。 あくまで個人の意見ですが、未完成品すぎて使い物になりません。 「機能訓練に…

急性期における作業療法士の役割

急性期の内部障害患者さんに対して、作業療法士は何ができるでしょうか。 僕個人の考えですが、その人の全体像を考えて離床を進める事がOTの役割だと思います。 そのためには作業の前段階として、早期離床していくことが大切だと思いますが、これが意外と難…

作業療法士って何?という怖い質問への回答はシンプルでいい

「作業療法って何」という質問に答えるのはとても難しいです。 なぜ難しいかと言うと、専門性を見出す部分がかなり分かりにくいからです。 OTにもここで悩み、 作業の理論に立ち返ろうとする人、手や高次脳に居場所を求める人… 色んな考えの人がいます。 こ…

「理系作業療法士のブログ」について

はじめまして。 「理系作業療法士のブログ」に来ていただいてありがとうございます。 当ブログは「良い作業療法士」になる方法を考察するサイトです。 日々の臨床や学術研究、学生指導など至って普通に業務を行っていますが、 学生からだけでなく、現役のOT…