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呼吸リハビリテーションにおいて必須の評価とは?【呼吸療法認定士】

「呼吸リハビリテーションで必須の評価」と聞かれてすぐに答えられるでしょうか?

呼吸療法認定士の試験で問われているようなので簡単にまとめてみました。

なお、臨床的にはもっと多くの評価を行いますので、あくまで試験対策として見ていただけますと幸いです。

まず、評価には「必須」「行うことが望ましい」「可能であれば行う」の3つのレベルがあります。それぞれ見ていきます。

必須の評価

  1. フィジカルアセスメント
  2. スパイロメトリ(フローボリューム曲線)
  3. 胸部単純X線像
  4. 心電図
  5. 呼吸困難(安静時・労作時)
  6. 経皮的酸素飽和度
  7. フィールド歩行試験(6分間歩行試験、シャトルウォーキング試験)
  8. 握力

以上の8つです。

ポイントは

握力を測定する必要があることと、栄養評価とADL評価は必須ではないことです。

X線像やスパイロメトリ、心電図など医師が行うものが中心と覚えれば大丈夫そうです。

行うことが望ましい評価

  1. ADL(日常生活活動)
  2. 上肢筋力、下肢筋力
  3. 健康関連QOL(一般的、疾患特異的)
  4. 日常生活活動におけるSpO2モニタリング
  5. 栄養評価(BMIなど)

以上の5つです。

リハビリっぽい評価がここで出てきます。ADLや上肢・下肢筋力などです。

栄養評価も、行うことが望ましい評価にあがっています。

栄養評価や慢性呼吸不全の作業療法についてはこちらで書かせて頂いています。

可能であれば行う評価

  1. 心肺運動負荷試験
  2. 呼吸筋力
  3. 動脈血ガス分析
  4. 心理社会的評価
  5. 身体活動量
  6. 心臓超音波検査

以上の6つです。

評価を行うのがやや難かしかったり、技術が必要な評価が挙げられています。

 まとめ

基本的に、医師の行う評価・診断は「必須」であり、リハビリテーションで行う評価はやや優先順位が下がります。

そしてちょっと特殊な技術が必要な評価は、「可能であれば行う」ことを覚えておけばミスが減ると思います。